
2012年08月19日
【ふるさと路原分校のつどい】ついに本番!(1)

半年前のマキノでの出来ごとです。
8月14日、マキノ町野口地区にて「ふるさと路原分校のつどい」を野口区のみんさんと一緒に開催しました

この集いは、約40年前まで路原・国境地域の児童が通っていたマキノ北小学校路原分校跡地や分教場として利用されていた本慶寺を舞台に、野口地区出身者交流と生活文化などを継承する場づくりをと、開催しました

そもそもきっかけは、こちらを閲覧ください
▼NPO法人木野環境さんのブログ
・【マキノ町野口】「田舎たいけん野口」(その1)
・【マキノ町野口】お寺のお堂でのお話(その2)
・【マキノ町野口】「田舎たいけん野口」食事の準備(その3)
・【マキノ町野口】雨の中の散策(その4)
・【マキノ町野口】炭石けんづくりの準備(その5)
・【マキノ町野口】石けんづくりの時間(その6)
・【マキノ町野口】おしまい(その7)
そう、2012年3月に開催した「田舎たいけん野口」は、「ふるさと路原分校のつどい」の予行練習。そして、8月に本番を迎えました。
3月から8月、準備期間をいれると約1年をかけて、野口のみなさんと「なにができるかな?」と対話を重ねながらプログラムを作成しました。
そして路原分校の卒業生、野口在住の方々やお孫さんたちにご案内し、100名を越える大同窓会を無事に開催することができたのです。
▼ご案内文は区長さんからの御手紙にしました

本番を迎え、開会式を本慶寺で行いました。
ぞくぞくと、みなさんが会場へ来られます☆
「お~元気だったかい?」と、数十年振りに再会した人たちもいたり。
笑い声が聞こえてきたり。
そして区長さんの挨拶で幕開けです。
「昭和30年に昭和大合併でマキノ町になり、7年前には平成の大合併で高島市になった。昭和30年代以降、過疎化と高齢化が進んでいる。現在、野口区の年齢構成は、65歳以上の人口比率は55%と半分以上が高齢者となっている。15歳以下は野口区では0人で
何年も続いている。あまりにも活気がない地域になりつつあり、限界集落にもなっている。少しでも活気をだし賑やかにしたいな!と思った結果、半世紀前まで野口区の生業であった炭焼きを掘り起こして始め、販売も始めた。そこから、炭焼きの体験などもいろんな団体とご縁ができ、
昨年NPO法人木野環境と一般社団法人めいどいんマキノから「同窓会を開いたらどうだろうか」と提案を受け検討した結果、気運が盛り上がり開催する運びになった。」
「この集いは、地域の交流会として位置付けている。久しぶりにみなさんのお顔を拝見していると、半ば目的を達成しているように思う。お互いに野口区で育ったものどうしとして交流を深めていただき、なお一層強い絆を作ってもらえたらと思う。今日一日、童心に帰って昔のようにゆったりとした時間が流れることを期待して開催の挨拶といたします。」
